- 「妻の様子が最近おかしいけど、もしかして妻が不倫しているのではないか」
- 「妻に不倫されたため離婚を考えているが、何からやるべきかがわからない」
実は「妻に不倫されました」といって、弁護士に上記のような相談をするケースは少なくありません。
スマホを隠したり、急に服装の好みが変わったりといった変化は、見過ごしてはならない浮気の兆候である可能性があります。
しかし感情的になって暴力をふるったり、不倫妻・浮気妻だと誰かれ構わずに言いふらしたりするのは絶対に避けるべきです。
確実な証拠がないまま動くと、不倫の被害者であるあなたが、逆に不利な立場に追い込まれてしまうリスクがあります。
本記事では、妻の不倫を見抜くための12のサインや妻が不倫をする理由、不倫発覚後に夫がやるべきことを解説します。
もしかして?妻の不倫が疑われるサイン12選

妻の浮気に気づくのが遅くなり、もっと早く気づいていればと後悔するケースも少なくありません。
妻の行動に違和感を覚えたら、まずはその変化が不倫の兆候に当てはまるかを確認しましょう。
ここでは、妻の浮気にありがちな行動パターンを12個解説します。
1.常にスマートフォンを持ち歩く
妻が、今までは置きっぱなしにしていたスマートフォンを肌身離さず持ち歩くようになった場合、不倫している可能性があります。
風呂やトイレにもスマートフォンを持ち込む、やけに通知を気にする、画面を見ると急いで別の画面に変えるなどの仕草には注意してください。
妻が浮気・不倫している場合、相手とはLINEやメールなどで連絡を取り合っているケースがほとんどです。
妻がスマートフォンを手放さない場合は、浮気を疑いつつ、妻の様子を観察してみてください。
2.スマートフォンにロックをかけている
妻がこれまではしていなかった、スマートフォンに画面ロックをするようになれば、浮気の合図かもしれません。
ほかにも、スマートフォンの画面を伏せて置いていたり、LINEアプリにパスワードをかけたりするのも、何かを隠そうとしている様子がうかがえます。
ロックをかけたり画面を裏側にしておくようになったら、中身を見られたくないという意図があると考えられます。
3.夫婦間の性交渉を拒まれる
妻が性交渉を拒否するようになった場合、夫以外の人に愛情を注いでいる可能性があります。
夫婦である以上、性交渉はふたりの愛を確かめ合うために必要な行為です。
もちろん、産後間もない期間や生理日、家事・育児に疲れている日などであれば「今日はやめておきたい」と思う女性も多いでしょう。
しかし夫が何度求めても拒否するのは、妻が夫に体を触られたくないと考えているからかもしれません。
理由もなく夫からの誘いを何ヵ月も拒否している場合は、夫以外に好意を寄せる相手がいる可能性があります。
4.スケジュールを詳細に伝えてくる
スケジュールの共有が、今までは「明日は予定がある」と簡単な共有のみだったのが、詳細に伝えてくるようになれば、要注意です。
「明日は誰とどこに行く」「来週は職場の同僚の家でお泊り女子会」などという詳細なスケジュールは、アリバイ工作の可能性があります。
ただし、スケジュールを詳しく報告するのが従来のスタイルであれば問題ありません。
急に細かくなった場合のみ、浮気を疑うのがよいでしょう。
5.夫の予定を何度も確認してくる
妻が夫のスケジュールを頻繁に把握したがるのは、浮気相手に会うための計画を練っている可能性があります。
「明日は何時に帰ってくる?」「×月×日~×月×日まで出張だよね?」など何度も聞いてくるのは、不在の日を把握したいからかもしれません。
仮に、妻が夫婦で出かける予定を立てたがっているなら、こちらから予定をもちかけると喜んで話に乗ってくるでしょう。
しかし、乗ってくるどころか話をそらす様子が見られた場合、夫が不在の日を知りたがっているとしか思えません。
これまで夫の予定を何度も聞いてくることがなかったのに、急に確認するようになった場合は、妻の不倫に注意してください。
6.服装・美容を意識し始めた
今までメイクやファッションに無頓着だった妻が、突然綺麗に着飾るようになったら要注意です。
見慣れない服を着て出かけるようになった、エステやネイルサロンに通い始めた、などは、美しい姿を見てもらいたい相手がいる可能性があります。
妻が服装や美容に気を遣い始めたのは、浮気相手に綺麗だと思ってもらいたいからかもしれません。
7.外出が増えた
外出が増えたり、仕事が終わるのが遅くなったりという日が増えた場合は、不倫の可能性を疑いましょう。
妻がフルタイムで働いているなら、急な残業や出張が入るケースもあるでしょう。
しかし連日外出や残業などが多い場合は、不倫している可能性があります。
残業が終わるころに迎えに行くといってみたり、飲み会は何時からどこのお店かを聞いてみたりなど、一歩踏み込んだ対応をしてみてください。
相手の反応から、予定が本当かどうかを見極められる可能性があります。
8.日中の連絡が取りづらくなった
これまで連絡が取れていたはずの時間帯に電話に出ない、LINEの返信が極端に遅くなるなどの変化は、誰かほかの人と一緒にいる可能性があります。
不倫相手と一緒にいる時間は夫からの連絡に対応できない状況であると考えられます。
これまで即レスだった妻が、特定の曜日や時間帯だけ連絡が途絶えるようになった場合は注意してください。
日記などに連絡が取れなかった日時を記録しておくと、のちの証拠集めにも役立ちます。
9.電話が鳴っているのに出ないときがある
夫の目の前で、電話があっても出ずに無視したり、慌てて別の部屋に移動して小声で話したりする場合も、不倫の可能性があります。
家族や友人、職場からの電話であれば、夫の前で対応できるはずです。
それを避けるのは、不倫相手からの電話である可能性を隠すための典型的な行動といえます。
着信画面の発信者名を見て表情が強張ったり、画面を伏せたりする場合は注意が必要です。
10.急に優しくなった・冷たくなった
妻の態度が急変し、不自然に優しくなったり、極端に冷たくなったりと感情の起伏が激しくなるのは、不倫をしている可能性が高いサインです。
不自然に優しくなるのは、妻が不倫という裏切り行為に対する罪悪感を打ち消すためである可能性があります。
一方で冷たくなるのは、不倫相手への気持ちが高まり、夫への関心が薄れたためかもしれません。
とはいえ、妻が仕事や友人関係などに悩んでおり、軽度なうつ病を発症しているケースもあります。
そのため不倫を疑いつつ、妻に悩みがないかを聞いてみるのがおすすめです。
11.見慣れない店の領収書やクレジットカードの利用履歴がある
財布の中から見慣れない店の領収書が見つかったり、クレジットカードの不明な利用履歴があったりする場合も注意してください。
不倫相手とのデートやプレゼントにお金を使用した可能性があります。
妻の日常の行動範囲から離れた場所や、一人では利用しないような店舗の履歴は、不倫の手がかりになります。
見慣れない領収書やクレジットカードの利用履歴などを見つけたら、写真に残しておきましょう。
離婚や不倫の慰謝料請求をする際に、有効な証拠になります。
12.結婚指輪を外す時間が増えた
日常生活のなかで、妻が結婚指輪を外す時間が増えているなら、それは不倫相手への配慮、あるいは夫への心理的な拒絶反応の表れである可能性があります。
結婚指輪は、既婚者であることの社会的なシンボルです。
指輪を意図的に外す行為は、不倫相手に対して独身だと偽っているかもしれません。
また、夫への愛情が冷めている場合、指輪をつけること自体に抵抗を感じて、外すケースもあります。
指輪を外す行動は、妻のなかで「夫の妻であること」の優先順位が下がっている明確なサインです。
妻が不倫する主な理由
妻が不倫に至る理由は、性的な衝動よりも、精神的な充足感を求めているケースが多い傾向にあります。
ここでは、妻が不倫をする主な理由を5つ解説します。
1.女性として見られたいから
嫁や母親という役割ではなく、一人の女性として認められたい、愛されたいという欲求を求めて、浮気・不倫することがあります。
人は、自分を価値ある存在だと認めてほしいという欲求があるものです。
しかし、結婚生活が長くなると、夫から容姿や内面を褒められる機会は減少しがちです。
家事をして当たり前、母親なんだから、という扱いが続くと、妻の自己肯定感は低下し、外部からの賞賛に弱くなってしまいます。
そのため家庭内で失われた自信を回復させてくれる相手に対し、特別な感情を抱いて不倫をしてしまう女性もいます。
2.孤独感や不満を理解して欲しいから
家庭内で孤独を感じているときに、親身に話を聞いてくれる男性に心の拠り所を見つけてしまうケースです。
夫婦間にコミュニケーション不足があると、妻は夫のことを、一番近いのに一番遠い存在だと感じ、深刻な孤独感に苛まれます。
夫から得られなかった共感や肯定を他者に求めた結果、ほしい言葉をかけてくれる相手と不倫してしまいます。
心の寂しさが、不倫へのハードルを下げてしまう典型的なパターンといえるでしょう。
3.スキンシップが不足しているから
セックスレスのような、身体的な触れ合いがなくなることで、性的な欲求や肌のぬくもりを家庭外に求めてしまうことがあります。
旦那が求めてこない理由は自分に女性としての魅力がないからと受け取り、深刻な悩みとなって浮気に至る、というケースです。
性的な快楽よりも、求められることで自分の存在価値を確認しようとする心理が働いています。
最近スキンシップやセックスをしていなかったという夫は、妻に求めてみてください。
妻が夫に気持ちが残っていれば、関係が改善する可能性も十分にあります。
4.生活に刺激がないから
毎日が家事と育児、仕事と家の往復といった代わり映えのしない生活に退屈し、非日常的な恋愛のスリルやときめきを求めて不倫に走ってしまうことがあります。
安定した生活は幸せなことですが、同時にマンネリ化を生み出します。
子育てが一段落して、自分の時間に余裕ができたタイミングなどはとくに注意してください。
妻がスリルを求めてしまうタイプの場合、夫への不満というよりも、ゲーム感覚や現実逃避として不倫をする傾向にあります。
5.自尊心を傷つけられているから
夫からDVやモラハラを日常的に受けており、自尊心を傷つけられている場合は、自分を認めて優しくしてくれる男性に依存してしまうこともあります。
また夫が過去に浮気していた場合、浮気された妻という事実が精神的につらくなり、不倫に走ることもあります。
このような場合は、傷ついた心を癒してくれる存在に救いを求め、結果として不倫という形になってしまったケースが多いです。
妻の不倫を知ったら夫がやるべきこと4つ

不倫の事実を知ったとき、怒りや悲しみで頭が真っ白になるのは当然です。
しかし感情のままに動くと、証拠を隠滅されたり、話し合いで不利になったりと、事態が悪化しかねません。
ここでは、妻の不倫に気づいた夫がやるべきことを4つ解説します。
1.不倫の証拠を集める
妻の不倫を知ったら、まずは証拠を集めましょう。
ここからは具体的な不倫の証拠や集め方を解説していきます。
不倫の証拠になるもの
離婚や不倫の慰謝料請求において証拠と認められるのは、肉体関係があったことを証明するものです。
妻と浮気相手がデートやキス、手をつないでいる様子を撮影した資料だけでは、証拠として十分とはいえません。
下記のような証拠がなければ、離婚や慰謝料請求をしても認められない可能性があるため、念入りに集めましょう。
- 妻と浮気相手が肉体関係をもったとわかるメッセージのやりとり
- 妻が浮気相手との不貞行為を自供する録音データ
- 妻が浮気相手とラブホテルへ出入りする写真
- 妻の不倫現場(不倫相手との性行為)を写した録画データ
証拠収集は、不倫問題を有利に進めるために不可欠です。
妻や浮気相手と争う際の強い武器にするためにも、数種類の資料を集められるよう尽力しましょう。
【関連記事】不貞行為の証拠とは?証拠にならない物の判断基準や証拠の集め方を解説
自分で集められない場合は探偵に依頼する
上記のような証拠をいくつも集めようと思えば、数週間はかかると考えられます。
自力で集めるとなれば、想像以上の困難を要するでしょう。
自身で証拠をつかむのが難しい場合は、興信所や探偵事務所などの、専門業者の手を借りる方法もあります。
調査費用は依頼先によってさまざまですが、調査員2名が1日6時間の行動調査をした場合の費用相場は下記のとおりです。
| 調査日数 | 費用相場※諸経費込み |
| 3日間 | 40万円~45万円程度 |
| 5日間 | 60万円~70万円程度 |
| 10日間 | 120万円~140万円程度 |
【参照】浮気・素行調査の料金水準についてのアンケート結果|一般社団法人日本探偵業協会
費用は高額ですが、プロに依頼すれば満足できる証拠を短期間で得られる可能性が高まります。
妻の不倫問題を早期解決したい場合は、必要なところに金額を投じるのもひとつの方法です。
【関連記事】浮気調査の費用はいくらかかる?プランのからくりと安く抑える方法を解説
2.夫婦関係の再構築を考える
妻の不倫の証拠を集めたら、夫婦関係を再構築するかどうかを考えましょう。
離婚や慰謝料の請求をすると、関係修復はほぼ不可能となるため、早い段階で気持ちを整理しておく必要があります。
もし夫婦関係の再構築を試みる場合は、不倫再発を防止するため、誓約書を作成しましょう。
誓約書には、今後不倫相手とは関係を断つ約束や、違反した場合のペナルティなどを記載します。
誓約書は、不倫相手とも締結しておくのがよいとされます。
こちらの要望を相手に約束してもらうだけなら誓約書、和解したと丸く収めるなら示談書を作成し、慰謝料の請求とともに対応を進めていくのがおすすめです。
3.離婚するか決める
妻の不倫による裏切られた気持ちを払拭できず離婚を決意した場合、夫婦で離婚協議を進める必要があります。
離婚すると、経済的な生活基盤や子どもの環境が激変します。
勢いで離婚届を出す前に、離婚後の生活(経済面や住居など)の見通しを立てることが不可欠です。
また財産分与や慰謝料の取り決めをおこなったり、子どもの親権や養育費を話し合ったりしなければいけません。
それぞれの取り決めに関する知識を備えておきましょう。
4.離婚条件(慰謝料や財産分与、親権)について決める
離婚するかを決めたら、不倫した妻に対して何を請求するかについてを決めましょう。
ここでは、特に争点となりやすい、慰謝料・財産分与・親権の3つについて、解説します。
慰謝料請求
妻の不倫によって受けた精神的苦痛に対する慰謝料を、妻および不倫相手に請求できます。
不倫慰謝料の相場は100万円から300万円です。
慰謝料の金額は、不倫の期間や頻度、婚姻期間の長さ、幼い子どもの有無などを総合的に考慮して算定されます。
不倫相手だけに請求する、妻だけに請求する、あるいは両方に連帯して請求することも可能です。
ただし、慰謝料の二重取りはできないため、注意してください。
たとえば慰謝料額が300万円だったとして、妻と不倫相手の双方に300万円を請求し、合計600万円を受け取るということはできません。
なお、離婚しなくても妻や不倫相手に慰謝料請求することは可能です。
【関連記事】不倫慰謝料の請求ガイド|請求条件・慰謝料相場・請求の流れを解説
財産分与
離婚する場合、婚姻期間中に夫婦で協力して築いた財産は、原則として2分の1ずつ分ける財産分与をおこなえます。
たとえ不倫をしたのが妻であっても、財産分与を請求する権利自体は失われません。
結婚生活中に取得した現金・預貯金や不動産、自動車、有価証券などの財産は、財産分与の対象です。
結婚前に持っていた預貯金や相続で受け取った財産などは、財産分与の対象外となります。
財産分与をおこなう場合は、不動産や自動車のように単純に半分にできない財産も出てくるため、夫婦が揉めるケースも少なくありません。
スムーズに財産分与を解決したい場合は、弁護士に相談して適切な対処法を教えてもらうのがおすすめです。
子どもの親権・養育費
妻との間に未成年の子どもがいる場合、親権や養育費の取り決めは必須です。
親権は話し合いで決めることもできますが、裁判に発展した場合は、どちらの親が子どもの幸せにつながるかで親権者が判断されます。
そのため、妻が不倫したからといって、絶対的に夫が親権を獲得できるというわけではありません。
もし親権を得られなかった場合は、妻のもとにいる子どもに養育費を払う必要があります。
養育費は、裁判所が公表している「養育費算定表」を参考に決める場合が一般的です。
なお、2026年4月1日から、父母双方に親権を認める共同親権が可能になります。
子どもの監護ができるようになることを把握しておきましょう。
改正法の施行前に離婚してしまっても、施行後に家庭裁判所に申し立てれば、共同親権に変更できる可能性があります。
【参考記事】養育費算定表|裁判所
【関連記事】離婚で父親が親権を勝ち取るために知っておくべきこと。難しい理由やポイントを解説
妻の不倫を知った夫がやってはいけない5つのこと
妻の不倫を察したとき、その事実に怒りや悲しみが湧き上がってくる方も多いでしょう。
しかし、感情任せに行動してしまうと、場合によっては自身が不利になる恐れがあります。
ここでは、妻の不倫が発覚した際に夫がやってはいけない行動を5つ解説していきます。
1.証拠もないのに問い詰める
妻の不倫の確実な証拠を掴む前に、妻を問い詰めるのは絶対に避けてください。
証拠隠滅のチャンスを与え、真相解明が不可能になるリスクがあります。
不倫の事実は、客観的な証拠がなければ法的には認められません。
証拠がない状態で自白を迫っても、妻は不倫相手とのデータを消したり、不倫相手と口裏を合わせたりして逃げ道を作られる可能性があります。
妻の不倫を把握したら、まずは証拠収集に徹してください。
法的に認められる資料を集められたら、将来の離婚や慰謝料請求の手続きをおこなう場合でも、有利に進められる可能性が高まります。
感情的に問い詰めても得られるものはないため、むしろ泳がせて証拠を集めて将来の交渉を有利に進めましょう。
2.一方的に別居する・妻を家から追い出す
感情に任せて家を飛び出したり、妻を家から追い出したりする行為は控えてください。
不倫をした妻ではなく、夫に非があるとされてしまい、不利な立場に置かれるかもしれません。
民法には夫婦の「同居・協力・扶助義務」が定められています。
正当な理由なく同居を拒否したり、相手を閉め出したりすることは、この義務違反にあたります。
一方的に同居を拒否するなどの行為が離婚原因であると、相手から主張されたり、逆に慰謝料請求の根拠とされたりする可能性があるため注意が必要です。
妻の不倫により別居を検討する場合は、必ず弁護士に相談し、法的に問題のない手順を踏むことが重要です。
3.暴力をふるう
妻の不倫を理由に、暴力をふるうのも止めましょう。
相手に危害を加えると、自身が慰謝料を請求される可能性が出てきます。
自分は関係修復を望んでいても、1回の平手打ちを理由に、離婚を言い渡されるケースもあるかもしれません。
妻の不倫は、夫婦関係の裏切りともいえる許されない行動です。
きちんと対処したいと考えるなら、まずは湧き上がる感情を抑え、今後の対応に目を向けるのが先決でしょう。
4.不倫相手と対面する
妻の裏切り行為がショックで感情的になり、不倫相手のところへ直接会いに行ってしまうのはよくある話です。
しかし、勢い任せで乗り込んだからといって、問題が解決するわけではありません。
妻が不倫した場合、夫は不倫相手に対して慰謝料を請求できますが、全ては証拠次第です。
慰謝料の交渉を有利に進めようと思うなら、まずは証拠をきちんと集め、弁護士を交えて手続きを進めるのが賢明です。
5.誰かれ構わず相談する
妻の不倫問題を一人で抱えるのがつらく、友人や職場の同僚に意見を求める方も多いでしょう。
しかし、第三者へ軽はずみに相談するのは避けてください。
とくに親へ話してしまうと、妻に直接連絡が入ってしまう可能性もあります。
そうなれば妻の警戒心が強くなり、結果的に証拠を集めにくくなってしまうかもしれません。
もし、妻の浮気問題に悩んでいるなら、守秘義務のある弁護士に話を聞いてもらうのがおすすめです。
弁護士に浮気問題への対処を依頼すると、法的な目線でのアドバイスをしてくれるでしょう。
妻の不倫に賢く対処するためにも、有識者からの助言をもとに計画的に動きましょう。
妻の不倫を知ったら「ベンナビ離婚」を活用して弁護士に相談しよう
妻の不倫問題に立ち向かうには、その都度適切な判断をしなければなりません。
全ての判断を一人で対処しようと思っても、悩みばかりが膨らんでしまい、心身が疲弊してしまうでしょう。
妻の不倫問題を有利に進めたいと考えるなら、全て一人で進めるのではなく、弁護士のサポートを受けるのがおすすめです。
不倫問題に注力する弁護士なら、過去の経験に基づいて早期解決へ導いてくれるでしょう。
不倫問題に強い弁護士を探すなら「ベンナビ離婚」を活用してください。
「ベンナビ離婚」は、不倫問題に注力する弁護士を多数掲載しているポータルサイトです。
最寄りの地域や相談内容から、実績豊富な弁護士を簡単に検索できます。
多くの事務所が初回相談無料に対応しているため、まずは気軽に利用してみてください。
妻の不倫でよくある質問
最後に、妻の不倫で弁護士によく寄せられる質問とその回答を解説します。
自身の状況に近いものがあれば、ぜひ参考にしてください。
妻が専業主婦で無収入ですが不倫慰謝料は請求できますか?
妻が専業主婦で、収入がない場合でも不倫慰謝料は請求できます。
妻本人に支払能力がない場合でも、不倫相手に対して慰謝料の全額を請求することが可能です。
法律上、不倫をした妻と不倫相手は、夫に対して連帯して損害賠償義務を負います。
つまり、夫は「どちらにいくら請求するか」を自由に選ぶことが可能です。
そのため不倫相手に慰謝料を100%請求しても、法的に何ら問題ありません。
妻に支払能力がない場合は、不倫相手に慰謝料請求をおこないましょう。
離婚せずに不倫相手からのみ慰謝料を請求することはできますか?
離婚せず、不倫相手からのみ慰謝料を請求することは可能です。
夫婦関係を再構築する場合でも、不倫のけじめとして、不倫相手にのみ慰謝料を請求するケースは数多くあります。
慰謝料請求権は、不貞行為(不倫)によって精神的苦痛を受けたことに対して発生するからです。
ただし、離婚に至らない場合は、精神的苦痛の程度が低いと判断される傾向にあります。
離婚する場合と比較して、慰謝料額が低額になる可能性があることを理解しておきましょう。
妻が妻子持ちの相手とダブル不倫していた場合の慰謝料はどうなりますか?
ダブル不倫の場合、安易に慰謝料を請求すると、かえって経済的に損をするリスクがあるため、慎重な判断が必要です。
不倫相手の配偶者からも、不倫をしたあなたの妻に対して慰謝料を請求される可能性があるためです。
妻と不倫相手が同額程度の慰謝料を払いあった場合、相殺されて手元に残るお金がプラスマイナスゼロになるかもしれません。
弁護士に依頼していた場合は、依頼費用だけかかって結果マイナスになるというケースもあります。
ダブル不倫の場合は、慰謝料請求をするかは慎重に判断してください。
【関連記事】ダブル不倫で高額な慰謝料を獲得するポイントと請求手順、慰謝料相場
妻が不倫で妊娠したらどうすればいいですか?
妻が不倫で妊娠した場合は、妻が嘘をいっている可能性もあるため、まずは病院に行き妊娠の事実を確認してください。
妊娠が事実だと確定した場合は、離婚をするか、妻と不倫相手に慰謝料を請求するかを決めましょう。
離婚しない場合は、妻の不倫によって妊娠した子どもが、自身の戸籍に記載されます。
法的に自分の子ではないと否定したい場合は、裁判所に嫡出否認または親子関係不存在確認の申立てをおこなう必要があります。
不倫によって妻の妊娠が発覚した場合は、判断によって手続きが異なるため、速やかに弁護士に相談してアドバイスをあおぎましょう。
妻が不倫して離婚するのに財産分与をする必要があるのですか?
不倫した妻から財産分与の請求があれば、財産分与はおこなわなければなりません。
婚姻時に築いた財産を2分の1に分ける必要があります。
ただし夫婦間で話し合い、不倫をした妻が少ない割合で財産分与する、ということで合意がとれれば、2分の1でなくても問題ありません。
妻が不倫した場合でも親権獲得は母親が有利になるのですか?
妻が不倫したからといって、親権獲得は有利にも不利にもなりません。
裁判所は、どちらの親と暮らすことが子どもの幸せ(福祉)に適しているかを優先して考えます。
そのため不倫をしたから悪い母親であるという道徳的な判断と、子どもを適切に育てられるかという監護能力の判断は、切り離して考えられます。
これまで育児を担ってきたのが主に母親であれば、親権獲得において母親が有利になる可能性が高いでしょう。
なお、2026年4月1日からは共同親権が可能となります。
施行前に離婚したとしても、裁判所に申立てをすれば単独親権から共同親権に変更できる可能性があることを把握しておきましょう。
専業主夫でも親権を持てますか?
専業主夫でも、親権獲得は可能です。
親権を決める場合、家庭裁判所は下記のような事情を考慮します。
- 監護意欲、監護能力
- 親の心身の健康状態
- 経済力がある
そのため日常的に子どもの食事を作ったり、入浴させたりなどをおこなってきたのが専業主夫であるあなたなら、裁判所はその実績を高く評価します。
「父親だから」「稼ぎがないから」という理由だけで親権が否定されることはありません。
ただし、離婚後も育児をしっかりとおこなえるかという観点もみられるため、公的支援や知人からの助けを得られるかなどの主張も必要です。
専業主夫で親権を持てるか心配という人は、無料相談を活用して弁護士に相談してみてください。
まとめ|妻の不倫が気になる方は一人で悩まず弁護士へ相談を
妻の不倫が発覚した場合、まずは証拠を確保し、冷静に状況を整理することが大切です。
感情に任せて妻に問い詰めたり、暴言や暴力に及んだりすると、かえってあなたが不利になる可能性があるため絶対に避けましょう。
不倫問題による慰謝料や離婚の請求を検討している場合は、早い段階で弁護士に相談してください。
弁護士に相談すると、適切な証拠の集め方や、最善の対応策をアドバイスしてくれるため、トラブルを最小限に抑えられます。
弁護士を探している方は、不倫問題に注力している弁護士を多く掲載しているポータルサイト「ベンナビ離婚」を活用しましょう。
初回相談無料や夜間・土日対応という法律事務所も多いので、ニーズに合う弁護士を効率的に探せます。
無料で利用できるので、ぜひ活用してください。
