- 「離婚相談ができる弁護士を探している」
- 「離婚後に失敗したと思いたくないから、信頼できる弁護士の選び方を知りたい」
離婚すると、生活や財産などが大きく変化する可能性があるため、信頼できる弁護士に相談することが大切です。
しかし弁護士によって注力している分野が異なるため、弁護士なら誰でもよいというわけではありません。
離婚問題に注力する弁護士に依頼しなければ、問題が長期化したり、望んでいた結果が得られなかったりする可能性があります。
信頼できる離婚弁護士の選び方がわからず、適当に依頼したら債務整理や任意整理が得意な弁護士だった、というケースも少なくありません。
希望する離婚後の生活を手に入れるためにも、どのような離婚弁護士に依頼すべきかを正しく把握しておきましょう。
本記事では、離婚弁護士の選び方や探し方、依頼するメリット、費用相場までを詳しく解説します。
不倫慰謝料問題を得意とする弁護士を地域別で検索することもできます。 無料相談はもちろん、電話で相談が可能な弁護士も多数掲載していますので、まずはお気軽にご相談ください。
離婚問題について、今すぐ弁護士に無料相談したいなら「ベンナビ離婚」がおすすめです。
ベンナビ離婚では、以下のような弁護士を探すことができます。
ぜひあなたの希望や悩みにあった弁護士を見つけてみてください。
弁護士はあなたの悩みに真摯に向き合います。お気軽にご相談ください。
離婚弁護士の選び方で見るべきポイント9つ

弁護士によってスキルや注力している分野は異なるため、誰に依頼するかで、結果が大きく変わる可能性があります。
離婚問題は感情的な対立も含まれるため、法律知識だけでなく、交渉力やあなたとの相性も見るべきポイントです。
ここでは、離婚弁護士の選び方で見るべきポイントを9つ解説します。
1.離婚分野に注力している
離婚弁護士を選ぶ際は、離婚・男女問題を主要な取扱分野としている弁護士かどうかをチェックしましょう。
弁護士には離婚や債務整理、刑事事件などさまざまな分野があり、人によって注力している分野が異なるためです。
そのため離婚の相談をするなら、離婚や男女問題を数多く取り扱っている離婚弁護士に依頼しなければなりません。
離婚問題に力を入れているかどうかを確認するには、弁護士のWebサイトを見てみてください。
取扱分野の記載に「離婚・男女問題」と記載がある、複数の分野のなかでも離婚問題が上位に記載されているなどで、離婚に注力しているかが判断できます。
数多くの離婚問題に携わってきた弁護士なら、迅速かつ確実な解決が期待できるでしょう。
2.離婚問題の解決実績が豊富である
離婚問題の解決実績が豊富な弁護士を選ぶことも、重要なポイントです。
弁護士を選ぶ際は、自身の状況と似たようなケースの解決実績があるかを確認してください。
解決実績が豊富な弁護士だと、過去の経験から最適な解決方法や手続きの進め方を選んでくれます。
離婚問題といっても、全ての事件で同じ戦略が通用するわけではありません。
夫婦の資産状況や子どもの年齢、別居の有無などにより、とるべき戦略は異なります。
難しい交渉や複雑な裁判手続を乗り越えてきた経験は、あなたの問題解決に直接的に役立ちます。
解決実績をみる際は、事案の概要や弁護士がどのような活動をしたか、最終的にどんな条件で解決したのかを確認してください。
プロセスと結果が明確に示されている法律事務所は、実力があり信頼できると判断できます。
3.話しやすくて親身に相談に乗ってくれる弁護士である
あなたの話に真摯に耳を傾けてくれる、相性の良い弁護士を選ぶのも見るべきポイントのひとつです。
弁護士に離婚問題を相談する際、夫婦間のプライベートな内容や精神的な苦痛など、他人に話しにくい事情を話す必要があります。
話しにくい弁護士だと感じると、言いにくい重要な情報を伝えそびれてしまい、不利な状況になる可能性があるため、慎重に判断しましょう。
親しみやすいかどうかは、相談する離婚弁護士の口コミから判断することもできますが、おすすめは初回無料相談を活用することです。
実際に話してみることで、弁護士が信頼できるか、話やすく親身になってくれるかを判断できます。
弁護士の能力だけでなく、話しやすさや親身さといった、弁護士の人柄にも着目してください。
4.複数の解決方法を提示してくれる
離婚弁護士を選ぶ際は、複数の解決策を提示してくれる弁護士かどうかも確認してください。
たとえば離婚手続の相談をする場合、協議離婚で話し合いをして成立しなければ、離婚調停や離婚裁判といった手段で解決するのが一般的です。
しかし状況によっては、協議離婚よりも離婚裁判のほうが望ましいケースもあります。
この場合、相談者の利益を第一に考える弁護士なら、協議離婚も離婚裁判もあることを伝え、それぞれのメリット・デメリットを提示してくれます。
そして相談者に、どのような方法を望むかを丁寧に確認してくれるでしょう。
状況に応じて柔軟に複数の選択肢を提示できるのは、弁護士の経験と知識が豊富である証拠です。
自分の望む未来を手に入れるためにも、一方的な方針を押し付ける弁護士は避けてください。
5.リスクやデメリットも説明してくれる
弁護士を選ぶ際は、良い見通しだけでなく、リスクやデメリットも率直に説明してくれるかどうかもチェックポイントです。
信頼できる弁護士は、あなたの主張の弱い部分や、裁判で想定されるリスクについても包み隠さず説明してくれます。
誠実な弁護士は、依頼者があとで「話が違う」と落胆しないよう、常に厳しい現実も想定して助言します。
「絶対に勝てます」「慰謝料は必ず300万円取れます」といった耳触りの良い言葉ばかりを並べる弁護士には注意してください。
6.探偵など他の専門家との繋がりがある
弁護士以外の専門家と繋がりがある法律事務所を選ぶことも大切です。
不倫慰謝料を請求したい、株の財産分与で悩んでいる、などの場合、探偵や不動産会社などの力が必要になるケースがあります。
自身で探偵などの専門家を探してもよいですが、弁護士がほかの専門家と連携が取れるのであれば、探す時間がなくなる分、早期解決を目指せる可能性もあります。
Webサイトでほかの専門家との連携を記載している場合もありますし、具体的な相談をする中で、紹介してもらえるかどうかを確認してもよいでしょう。
7.料金体系が明確である
法律事務所によって料金体系が異なるので、明確な料金体系かどうかも確認してください。
何にどのくらいの費用がかかるのか、明細にわかりやすく記載されていたり、しっかり説明してくれる弁護士がおすすめです。
料金体系がわかりにくいと、依頼後に想定外の費用が追加されたといったトラブルが発生する可能性があります。
明確な見積もりを提示してくれて、十分に納得できる価格帯の弁護士かどうかを確認してください。
8.無料相談に対応した事務所である
離婚弁護士を選ぶ際、無料相談に対応している法律事務所かを確認するのも大切です。
相談料は、本来有料である事務所が多いですが、近年は30分から1時間程度の初回相談を無料で実施しているところも増えてきています。
無料相談であれば、コストを気にせず複数の弁護士を比較検討することが可能になるため、依頼者と弁護士のミスマッチを防げます。
話しやすさやリスク説明の有無を確認するためにも、無料相談を積極的に利用してください。
【関連記事】【24時間対応】離婚問題を無料で電話相談できる窓口一覧
9.オンライン対面にも対応している
離婚弁護士を選ぶ際は、オンラインと対面の両方に対応している事務所を選びましょう。
地域によっては法律事務所が最寄りになかったり、小さな子どもがいて移動が大変だったりするケースもあります。
しかし現在は、オンラインで遠方の弁護士に相談できる法律事務所も増えたため、離れた場所からZoomなどで面談できるところも多いです。
またオンラインに対応している事務所なら、打ち合わせの移動にかかる時間や交通費の負担も軽減できます。
自分の状況や希望に合う相談方法があるかどうかも、離婚弁護士を選ぶ際の重要なポイントです。
相性がよい離婚弁護士の探し方5つ
離婚弁護士の選び方を確認したら、次は探し方を把握しましょう。
ここからは、自分と相性がよい離婚弁護士を探す方法を解説します。
1.ベンナビ離婚で弁護士を探す
「ベンナビ離婚」は、離婚問題に注力する弁護士を多数掲載しているポータルサイトです。
掲載している全ての法律事務所が離婚問題を得意としているため、いざ依頼したら離婚問題の経験が少なかった、という失敗を回避できます。
離婚手続・不倫・慰謝料・財産分与・親権など、具体的な相談内容から弁護士を探せるため、効率よく自分に合う弁護士を見つけられます。
また都道府県や市区町村はもちろん、地域によっては主要な駅で検索することもできるので、最寄りの法律事務所を簡単に検索可能です。
さらに各法律事務所のページでは、その事務所の解決実績や料金体系、営業時間も掲載しているため、よりニーズのミスマッチを防げるでしょう。
初回相談無料やオンライン面談、休日相談などに対応した事務所も豊富に掲載しているので、ぜひ活用してみてください。
2.知人から弁護士を紹介してもらう
知人から弁護士を紹介してもらう方法もあります。
弁護士依頼の経験がある人からの紹介は、よいと思ったから紹介してくれているわけですから、弁護士の質については期待できるでしょう。
知人からの紹介ということで、安心感が高い点もメリットです。
ただし、紹介された弁護士が離婚問題に注力しているとは限りません。
相談する前に、その弁護士のWebサイトを検索し、離婚問題に注力した弁護士かどうかを調べるようにしてください。
また実際に相談したら自分に合わないと感じた場合でも、知人からの紹介のため断りにくい面もあります。
自分でどの弁護士に依頼するか考えたい場合は「ベンナビ離婚」を利用するのがよいでしょう。
3.法テラスを利用する
離婚問題を弁護士に相談したいものの費用面に不安がある人は、法テラスの利用を検討しましょう。
法テラスは、収入や資産が基準を下回る人を対象に、1回30分の無料相談を同一案件につき3回まで利用できます。
収入や資産の基準は、家族人数や居住地域によって異なり、東京都や大阪市などの場合は下記表のとおりです。
| 家族人数 | 収入基準 | 資産基準 |
|---|---|---|
| 1人 | 20万200円以下 | 180万円以下 |
| 2人 | 27万6,100円以下 | 250万円以下 |
| 3人 | 29万9,200円以下 | 270万円以下 |
| 4人 | 32万8,900円以下 | 300万円以下 |
【参考記事】無料法律相談・弁護士等費用の立替|法テラス
なお、法テラスは担当する弁護士を自分で選べないため、離婚問題に注力する弁護士が担当しない可能性がある点を把握しておきましょう。
また利用には審査があるため、全ての人が利用できるわけではない点も、注意が必要です。
無料相談を利用してみたい、離婚問題の解決実績が多い弁護士に依頼したいと考えている人は「ベンナビ離婚」の利用がおすすめです。
全国の法テラス一覧表
法テラスは全国に支部を設置しています。
全国の法テラスを一覧表にまとめたので、自分が利用できるか確認したい人や連絡先を知りたい人は、下記から最寄りの支部を探してください。
4.弁護士会の法律相談を利用する
弁護士会は、全国の自治体で法律相談会を実施したり、相談できる窓口を提供したりしています。
相談を担当するのはその弁護士会に所属する弁護士なので、安心して悩みを打ち明けることができるでしょう。
離婚問題に限らず、法律相談全般を相談できますが、地域によっては相談できる内容が限られている可能性があるため注意してください。
また相談時間は20分前後と短く、正式な依頼はできません。
弁護士によっては、離婚問題に注力していない可能性がある点も理解しておきましょう。
じっくり相談したい人や、依頼前提で弁護士を探している人は「ベンナビ離婚」を利用してください。
全国の弁護士会の法律相談センター一覧表
弁護士会も、各都道府県に法律相談センターを設置しています。
まずは情報収集から始めたいと考えている人は、相談可能な時間帯などの詳細を下記一覧表からチェックしてみてください。
| 地方 | 弁護士会名 | URL | 電話番号 |
|---|---|---|---|
| 北海道 | 札幌弁護士会 | http://www.satsuben.or.jp/ | 011-281-2428 |
| 函館弁護士会 | https://hakoben.or.jp/consult | 0138-41-0232 | |
| 旭川弁護士会 | http://kyokuben.or.jp/ | 0166-51-9527 | |
| 釧路弁護士会 | https://www.946jp.com/ben54/legal_advice/ | 0154-41-3444 | |
| 東北 | 青森県弁護士会 | http://www.ao-ben.jp/ | 017-777-7285 |
| 岩手弁護士会 | http://www.iwateba.jp/ | 019-623-5005 | |
| 仙台弁護士会 | http://www.senben.org/ | 022-223-2383 | |
| 秋田弁護士会 | http://akiben.jp/ | 018-896-5599 | |
| 山形県弁護士会 | http://www.yamaben.or.jp/ | 023-622-2234 | |
| 福島県弁護士会 | http://www.f-bengoshikai.com/ | 024-534-2334 | |
| 関東 | 茨城県弁護士会 | http://www.ibaben.or.jp/ | 029-221-3501 |
| 栃木県弁護士会 | https://www.tochiben.com/center/index.html | 028-689-9001 | |
| 群馬弁護士会 | http://www.gunben.or.jp/ | 027-233-4804 | |
| 埼玉弁護士会 | https://www.saiben.or.jp/ | 048-863-5255 | |
| 千葉県弁護士会 | https://www.chiba-ben.or.jp/ | 043-227-8431 | |
| 東京弁護士会 | https://www.toben.or.jp/ | <女性のための法律相談> 錦糸町:03-5625-7336 池袋:03-5979-2855 四谷:03-5312-2818 ※その他相談内容によって連絡先が異なる |
|
| 神奈川県弁護士会 | https://www.kanaben.or.jp/ | 045-201-1881 | |
| 中部 | 新潟県弁護士会 | https://niigata-bengo.or.jp/office/ | 025-222-5533 |
| 富山県弁護士会 | http://www.tomiben.jp/ | 076-421-4811 | |
| 金沢弁護士会 | http://www.kanazawa-bengo.com/ | 076-221-0242 | |
| 福井弁護士会 | https://fukuben.or.jp/calendar | 0776-23-5255 | |
| 山梨県弁護士会 | http://www.yama-ben.jp/ | 055-235-7202 | |
| 長野県弁護士会 | http://www.nagaben.jp/ | 026-232-2104 | |
| 岐阜県弁護士会 | https://www.gifuben.org/consult/ | 058-265-0020 | |
| 静岡県弁護士会 | http://s-bengoshikai.com/ | 静岡支部:054-252-0008 浜松支部:050-455-3009 沼津市部:055-931-1848 |
|
| 愛知県弁護士会 | https://www.aiben.jp/ | <女性に対する暴力でお悩みの方> 052-571-3110 ※相談内容によって連絡先が異なる |
|
| 近畿 | 三重弁護士会 | https://mieben.info/support/ | 059-222-5957 |
| 滋賀弁護士会 | https://www.shigaben.or.jp/ | 077-522-3238 | |
| 京都弁護士会 | https://www.kyotoben.or.jp/ | 075-231-2378 | |
| 大阪弁護士会 | https://soudan.osakaben.or.jp/ | 06-6364-1248 | |
| 兵庫県弁護士会 | https://www.hyogoben.or.jp/ | 神戸:078-341-1717 西播磨:079-286-8222 阪神・伊丹・川西・宝塚:06-4869-7613 北播磨・山崎・南たじま・明石・淡路・丹波:078-351-1233 |
|
| 奈良弁護士会 | http://www.naben.or.jp/ | 0742-22-2035 | |
| 和歌山弁護士会 | http://www.wakaben.or.jp/ | 073-422-4580 | |
| 中国 | 鳥取県弁護士会 | http://toriben.jp/ | 鳥取:0857-22-3912 倉吉:0858-24-0515 米子:0859-23-5710 |
| 島根県弁護士会 | https://www.shimaben.com/consult/105 | 0852-21-3225 | |
| 岡山弁護士会 | https://www.okaben.or.jp/ | 086-234-5888 | |
| 広島弁護士会 | https://www.hiroben.or.jp/ | 082-225-1600 | |
| 山口県弁護士会 | https://www.yamaguchikenben.or.jp/ | 083-922-0087 | |
| 四国 | 徳島弁護士会 | http://www.tokuben.or.jp/ | 088-652-5768 |
| 香川県弁護士会 | https://kaben.jp/ | 087-822-3693 | |
| 愛媛弁護士会 | https://www.ehime-ben.or.jp/ | 089-941-6279 | |
| 高知弁護士会 | http://www.kochiben.or.jp/ | 088-822-4867 | |
| 九州・沖縄 | 福岡県弁護士会 | https://www.fben.jp/ | 0570-783-552 |
| 佐賀県弁護士会 | https://www.sagaben.or.jp/ | 0952-24-3411 唐津地区:0955-73-2985 |
|
| 長崎県弁護士会 | https://www.nben.or.jp/consult/madoguchi/ | 長崎:095-824-3903 佐世保:0956-22-9404 |
|
| 熊本県弁護士会 | https://www.kumaben.or.jp/ | 096-325-0009 | |
| 大分県弁護士会 | http://www.oitaben.or.jp/ | 097-536-1458 | |
| 宮崎県弁護士会 | https://www.miyaben.jp/ | 0985-22-2466 | |
| 鹿児島県弁護士会 | https://www.kben.jp/lawinfo/ | 099-226-3765 | |
| 沖縄弁護士会 | https://okiben.org/ | 098-865-3737 |
5.複数の弁護士を比較検討する
離婚弁護士の探し方は多様にありますが、どの方法で探すにせよ、複数の弁護士を比較検討してから正式に依頼しましょう。
法律事務所によって、事件の見通しや提案する解決策、料金体系は異なります。
複数の離婚弁護士の話を聞くことで、相場観や自分に合った方針が見えてくるため、最低でも二人の弁護士から話を聞きましょう。
複数の弁護士から意見を聞いて、より納得のいく選択をおこなってください。
離婚弁護士に相談するタイミングは?
離婚弁護士に相談するなら、できるだけ早い段階でおこないましょう。
「まだ離婚すると決めたわけではないから」と相談を先送りにしてしまう人も多いですが、実は早期相談こそが有利な解決への近道になります。
離婚問題が複雑化してから相談するよりも、初期の段階で相談して今後の方向性を固めておくほうが、精神的負担や費用を抑えられる可能性も高まるからです。
自分が望む条件で離婚するためにも、離婚弁護士には早期に相談し、適切な対処法や対策などのアドバイスをもらいましょう。
離婚問題を弁護士に依頼するメリット7選

離婚問題を弁護士に依頼すると、多くのメリットを得られます。
ここでは、離婚問題を弁護士に依頼すると得られる主なメリットを7つ解説します。
1.代理人として相手と交渉してくれる
弁護士は依頼者の代理人になれるため、依頼すれば、配偶者との交渉や訴訟手続などを代理でおこなってくれます。
相手方が高圧的であったり、DVやモラハラの傾向があったりする場合、直接の交渉は恐怖を伴い、対等な話し合いは難しいでしょう。
しかし弁護士が間に入ることで、窓口が全て弁護士宛になるため、配偶者と物理的・心理的な距離を確保することができます。
弁護士が窓口となることで、配偶者と直接関わる必要がなくなり、精神的なストレスから解放される点がメリットです。
2.複雑な法的手続きや書類作成を全て一任できる
弁護士に依頼すると、専門知識を要する煩雑な手続きを一任できるメリットもあります。
離婚手続には、離婚協議書や調停申立書の作成など、状況に合わせて複数の法的書類を作成しなければなりません。
しかし弁護士に依頼すれば、煩雑な書類作成を弁護士に全て任せられるため、不備によるやり直しや、将来起こり得るトラブルのリスクを防げます。
協議離婚でも依頼できるため、交渉以外にも養育費や財産分与などの取り決めを不備なくまとめたい、という人は弁護士への依頼を検討してください。
3.慰謝料の増額が期待できる
不倫やDVなどで慰謝料請求を視野に入れている場合、弁護士に依頼することで慰謝料の増額が期待できる点もメリットのひとつです。
慰謝料の金額は、証拠の有無や内容、相手の資産状況、精神的苦痛の程度などで総合的に判断されます。
有利な条件で慰謝料請求ができるように、証拠を集め、法的に有効な主張をおこなうことは容易ではないでしょう。
しかし弁護士に依頼すれば、どの証拠が有効か、どの主張が認められやすいかを踏まえて戦略的に交渉を進めてくれます。
離婚と慰謝料請求を考えているが、配偶者と揉めそうという人は、弁護士依頼を前向きに検討すべきといえます。
【関連記事】不倫慰謝料の請求ガイド|請求条件・慰謝料相場・請求の流れを解説
4.養育費の獲得が容易になる
養育費の獲得が容易になる可能性があるのも、弁護士に依頼するメリットです。
養育費を確実に受け取るためには、適切な金額の算定や、将来にわたって支払いを継続させるための取り決めが重要です。
しかし、当事者同士の話し合いだけでは感情的になりやすく、相手が支払いを渋ったり、不当に低い金額を提示してくるケースも少なくありません。
弁護士に依頼すれば、養育費算定表などの基準を踏まえて適正な金額を提示・交渉してもらえるため、合意までがスムーズになりやすいです。
また強制執行認諾文言付きの公正証書の作成や調停での取り決めなど、将来の未払いを防ぐ手続きも弁護士が進めてくれる点も大きなメリットです。
養育費を確実に獲得し、子どもの養育環境を整えたいと考えている人は、弁護士への依頼を検討してみましょう。
5.財産分与を有利に進められる
財産分与は、婚姻中に夫婦が築いた財産を公平に分け合う手続きですが、専門知識がなければ正当な取り分を主張できないことがあります。
弁護士に依頼すれば、預貯金や不動産、保険などの財産を正確に洗い出し、適切な分与方法を提示してくれます。
財産分与をする際、配偶者が財産を隠そうとするケースがありますが、資料の開示請求や法的手段を活用し、あなたの権利を守ることも可能です。
弁護士のサポートを受けることで、適正な財産分与を実現しましょう。
6.DV・モラハラ問題も迅速に解決できる
DVやモラハラを受けている場合、弁護士に依頼すれば迅速に依頼者の身の安全を確保するため、保護命令の申立てや別居のサポートをしてくれます。
加害者との直接連絡も避けられるため、精神的負担が大幅に軽減される点も大きなメリットです。
弁護士に依頼することは、暴力の連鎖を断ち切り、安全な生活を取り戻すための手段のひとつとも言えます。
弁護士に依頼し、危険を最小限に抑えながら、適切な解決を図りましょう。
7.強い離婚意思を相手方に明確に示せる
弁護士に依頼することで、あなたが本気で離婚を考えているという強い意思を相手に示せるのも、大きなメリットです。
当事者同士の話し合いでは、相手に軽く扱われたり、話を引き延ばされたりすることがありますが、弁護士が介入することで状況は一変します。
配偶者は、弁護士がいることで無視や引き延ばしが通用しないと理解するため、話し合いが進みやすくなります。
あなたが望む離婚や条件を手に入れるためにも、弁護士に依頼しましょう。
離婚弁護士に依頼して解決できた離婚問題の事例3つ
ここからは、実際に離婚弁護士に依頼して解決できた事例を3つ紹介します。
自身と似たようなケースがある場合は、ぜひ参考にしてみてください。
1.不倫した夫との離婚を成立させた事例
相談時の状況は、下記のとおりです。
| 依頼者:20代女性 婚姻期間:12年 弁護士に依頼した理由: 夫の不倫をきっかけに離婚を決意したが、夫は典型的な亭主関白で、モラハラのような言動が多いタイプだった。 離婚を切り出せずにいたため、弁護士に夫への離婚の交渉を依頼した。 |
弁護士が話を伺うと、不倫の事実は明確で、夫が好き勝手している状況でした。
依頼者と相談を重ねた結果、勇気を出して前に進むことを決められたため、夫には弁護士から交渉をおこないました。
夫は事態を重く受け止め、早期で離婚が成立し、不倫慰謝料300万円の獲得に成功しました。
【参考記事】【不倫慰謝料300万円を獲得/スピード解決】不倫した夫との離婚を成立させた事例|ベンナビ離婚
2.夫からDVを受けていた妻の離婚を成立させた事例
相談時の状況は、下記のとおりです。
| 依頼者:30代女性 婚姻期間:3年 弁護士に依頼した理由: 夫からDVを受けていたため別居中だった依頼者。 離婚や慰謝料請求の受任通知をしたが、当事者間では話し合いが成り立たず、弁護士に依頼した。 |
弁護士と相談した結果、依頼者は離婚調停を申し立てることを決意。
そこで弁護士は、慰謝料請求が認められるにはDVがあったことを証明する証拠が必要である旨を説明し、依頼者に証拠集めをお願いしました。
けがの写真や医師の診断書などを収集していただき、弁護士は離婚調停を申し立て、離婚と慰謝料の請求をおこないました。
結果、夫はDVをしていたことを認め、離婚と慰謝料300万円の支払いで調停が成立しました。
【参考記事】夫からDVをうけていたことを離婚原因として、離婚と慰謝料300万円を獲得|ベンナビ離婚
3.妻からのモラハラ・子の親権をめぐり離婚と親権獲得を成立させた事例
相談時の状況は、下記のとおりです。
| 依頼者:男性 子ども:あり 弁護士に依頼した理由: 妻の暴言や生活の乱れをみかねて、子を連れて別居している状態。 妻が親権の取得を希望しており、面会交流調停を申し立てていたが、依頼者が子の親権を獲得して今の生活を守りたいと思い、弁護士に依頼した。 |
依頼者は、離婚調停や離婚裁判になっても親権を取得するという強い意志があったため、弁護士は、当初から親権獲得に向けた方針で臨みました。
面会交流調停では、子の生活状況に配慮しながら実施するよう求め、夫婦が合意した条件での面会実施を複数回実施。
同時に、弁護士が妻と粘り強く交渉したことで、依頼者が納得できる面会交流条項も作成できました。
離婚は、離婚調停を申し立てたものの、妻の親権取得に対する要求が強かったため不成立となり、離婚裁判に進みました。
しかし面会交流調停の段階で、依頼者が親権者として認められるだろう、という状況を作れていたため、妻は裁判の途中で親権を断念。
結果的に、依頼者は親権を獲得でき、離婚の成立にも成功しました。
モラハラについても、証拠となる写真や音声などを提出できたため、依頼者は慰謝料200万円を獲得できました。
【参考記事】【離婚成立・親権獲得】妻からのモラハラ・子の親権をめぐり離婚訴訟で争った事例|ベンナビ離婚
離婚問題を弁護士に依頼した場合の費用相場
弁護士費用は主に相談料・着手金・成功報酬・実費・日当の4つの項目で構成されています。
下記は、離婚弁護士に協議離婚の依頼をした場合の各項目の費用相場です。

離婚調停や離婚裁判、親権問題など、依頼する内容によって変動はありますが、協議離婚の場合は合計50万円から100万円ほどかかると予想しておきましょう。
以下では、弁護士費用の各項目について解説します。
相談料
相談料は、正式に依頼する前の法律相談に対して支払う費用です。
一般的には1時間あたり5,000円から1万円程度が相場ですが、初回相談を無料としている事務所も増えています。
自分に合う弁護士を探すためにも、無料相談を有効活用して複数の事務所で話を聞いてみることをおすすめします。
ただし、2回目以降や一定時間を超えた場合は有料となるケースが多い点も理解しておきましょう。
着手金
着手金とは、弁護士が事件処理に着手するための費用です。
相場はおよそ30万円から40万円ほどとなっています。
着手金は、たとえ希望通りの結果にならなかったとしても、原則として返還されません。
着手金はどのような結果になっても支払う費用となるため、依頼前に慎重に検討してください。
成功報酬
成功報酬は、弁護士に依頼後、何らかの成果が得られた際に支払う費用です。
支払い方法は下記の2パターンがありますが、どちらの場合も相場は30〜50万円となります。
- 経済的利益の10〜20%を支払う
- 成果が出るごとに指定された金額を支払う
成功報酬は、何をもって成功したとするかは法律事務所によって異なります。
予想していなかった報酬を支払うことになるケースもあるため、事前にどの程度の金額になりそうかを確認しておくのがおすすめです。
実費や日当など
実費とは、弁護士が依頼を遂行するために必要になった交通費や通信費、コピー代などにかかった費用です。
日当とは、弁護士が配偶者への交渉や裁判所に赴いた場合など、出張した際にかかる費用です。
ふたつを合わせて、およそ3万円から10万円が相場となります。
法律事務所のなかには、実費や日当などは着手金に含むという形だったり、日当はかからなかったりするケースもあります。
依頼前には必ず実費と日当の扱いについても確認しておきましょう。
弁護士費用を抑えるポイント3つ
弁護士費用は、決して安い金額ではないため、無駄な出費を抑える工夫をする必要があります。
ここでは、弁護士費用を抑えるポイントを3つ解説します。
不倫やDVなどの証拠を集めておく
弁護士費用を抑えるには、あらかじめ不倫やDV、モラハラなどの離婚理由を裏付ける証拠を自分で収集しておくことが重要です。
依頼者自身で証拠を集めておけば、弁護士が事実確認に費やす時間を短縮できるため、追加の調査費用や日当などを抑えられる可能性があります。
また証拠が揃っていれば早期解決の可能性が高まるため、問題解決まで長期化してしまい、費用が増えるというリスクも防げます。
集めた証拠は時系列に整理し、相談段階で提示できれば、弁護士も戦略を立てやすくなり、無駄なコストをかけずに済むでしょう。
【関連記事】
不倫の慰謝料請求に必要な証拠とは?有効な証拠の具体例、収集の際の注意点も解説
モラハラ離婚に役立つ証拠6選|証拠集めのコツや集めたあとの対応を解説
無料相談を活用する
複数の法律事務所の無料相談を利用し、費用と解決プランを比較検討すると、離婚弁護士への依頼費用を抑えられます。
同じ離婚案件でも事務所によって料金体系が異なるため、相見積もりを取ることで費用対効果の高い弁護士を選ぶことが可能です。
また複数の事務所に相談できるため、どの事務所なら自分に合う弁護士に相談できるかも確認できるメリットもあります。
無料相談を活用して、費用感や人柄などが自身に合う弁護士を探していきましょう。
きちんと見積もりをもらう
離婚弁護士の費用を抑えるなら、詳細な内訳が記載された見積書を書面でもらってください。
着手金や報酬金、追加費用の発生条件など、費用項目を事前に明確にしておけば、あとから想定外の出費が生じるリスクを大幅に抑えられます。
きちんと見積りをもらい、納得して依頼するかどうかを決めましょう。
離婚弁護士の選び方についてよくある質問
最後に、離婚弁護士の選び方について、多くの人が抱く疑問とその回答を解説します。
初めて法律相談を利用される人はとくに、相談前に目を通しておくとよいでしょう。
離婚に強い弁護士とは具体的にどのような弁護士ですか?
離婚に強い弁護士とは、離婚分野の解決実績が豊富で、最新の判例も把握している弁護士です。
離婚に強い弁護士かどうかは、その法律事務所のWebサイトを見ると確認できるケースが多いです。
たとえば具体的な解決事例を多数公開していたり、取扱業務の上位に「離婚問題」と記載されていたりすると、信頼できる弁護士がいる可能性が高いといえます。
気になった法律事務所があれば、Webサイトを確認してみてください。
最初の無料相談では、何を聞くのがよいですか?
無料相談では、下記の項目を必ず確認しましょう。
- 離婚にかかる費用と内訳はどのくらいか
- 親権や養育費などの希望がとおる見込みがあるか
- 慰謝料や財産分与などの獲得できる金銭はあるか
- 離婚に向けてどのように動けばよいか
上記項目を離婚弁護士に相談する際は、メモを用意しておくのがおすすめです。
無料相談の時間は30分から60分と限られているため、時間を無駄にせず、効率的に必要な情報を入手できるでしょう。
またメモがあれば弁護士からの説明内容を記録することもできます。
弁護士に依頼すれば必ず有利な条件で離婚できますか?
絶対有利な条件で離婚できるとは言い切れません。
しかし自身で対応するよりも、離婚弁護士に依頼するほうが有利な条件で解決できる可能性は格段に高まります。
離婚弁護士は、依頼者がたとえ不利な状況だったとしても、少しでも有利な条件となるように尽力してくれます。
そのため自分一人では見落としていた、権利や利益を確保できる可能性が高まることは間違いありません。
自分の状況でも有利な条件で離婚できるかが不安な人は、無料相談を活用して離婚弁護士に相談してみましょう。
離婚問題を弁護士に相談したほうがよいケースはどんなときですか?
下記のようなケースは、離婚弁護士に相談したほうがよいといえます。
- 話し合いが成立しない
- 配偶者と直接話したくない
- DVやモラハラを受けている
- 条件面で揉めている、揉めると予想される
- 配偶者に弁護士がついている
「まだ弁護士に頼むほどではないかも」と迷っている間に、事態が悪化して問題が長期化することもあります。
自分だけで対抗する前に、無料相談だけでも活用することを検討してみてください。
まとめ|離婚問題で弁護士を選ぶならベンナビ離婚
離婚弁護士を選ぶなら、離婚分野に注力していたり、解決実績が豊富な弁護士を選びましょう。
また無料相談を活用して、話しやすい弁護士か、わかりやすい説明をしてくれるか、料金が明確化なども確認してください。
信頼できて自分に合う弁護士でなければ、伝えるべき物事を伝えられず、不利な状況になるリスクがあるためです。
離婚問題に強い弁護士を探すなら、ポータルサイトの「ベンナビ離婚」がおすすめです。
「ベンナビ離婚」なら、離婚問題に注力している弁護士のみが掲載されているため、安心して弁護士を探せます。
地域や相談内容で弁護士を絞り込み検索することもできるので、ニーズのミスマッチが起こる心配もないでしょう。
無料で利用できるポータルサイトなので、ぜひ気軽に活用してみてください。
離婚問題について、弁護士に依頼したいと思っていても、どの弁護士に依頼すべきかやそもそも弁護士は必要なのかがわからず、悩んでしまいますよね。
結論からいうと、離婚弁護士を選ぶ際は、離婚問題を得意とする弁護士に相談することが大切です。また、信頼できる弁護士かどうかを見極めるためにも、まずは無料相談を利用することをおすすめします。
弁護士に相談することで以下のようなメリットを得ることができます。
- 信頼できる弁護士か判断できる
- 本当に弁護士に依頼すべきかわかる
- 依頼した場合の弁護士費用を教えてもらえる
- 離婚問題について法的観点から的確なアドバイスをもらえる
当サイトでは、離婚問題を得意とする弁護士を地域別で検索することができます。
無料相談はもちろん、電話で相談が可能な弁護士も多数掲載していますので、まずはお気軽にご相談ください。
